紫陽花の季節
近所に新しくできた公園に、紫陽花が植えられていた。
まさに、今が盛り。
紫陽花と言えば、かのグレースケリーも愛したという花。
それに憧れて家で育てようとすると、なかなか手ごわい花。
生命力が強く、太く長い根を張る。
公演やお寺で風情を感じながら「見るだけ」がいいですね。
私の義母も紫陽花が好きで、紫陽花を赤くしようと、いつも乾燥剤を集めていた。
お菓子の袋に入っている、アレです。
どうやら、紫陽花は、土壌の質によって青くなったり赤くなったりするよう。
乾燥剤は主に「シリカゲル」と「生石灰」があるらしい。
生石灰はアルカリ性。
土壌がアルカリ性になると紫陽花が赤くなると言われている。
義母の場合、生石灰とシリカゲルの区別がついていたのかどうか、怪しい。
鎌倉の紫陽花寺と言えば、明月院。
この時期になると、必ず鎌倉に訪れる人も多いみたいですね。
ただ、この明月院の紫陽花の歴史は意外と新しく、第二次世界大戦後ということ。
そして、紫陽花の原種は、なんと、日本のガクアジサイ。
若い頃は、こんもりとした紫陽花がいいと思っていたが、年のせいか(?)ガクアジサイのあっさりとした感じが涼しげで良いと感じるようになりました。