初秋の香港記(豆知識編)

今回の旅行で、「あれ?どうするんだっけ?」「こうすればよかったのか!」と気づいたことをまとめておきます。

オクトパスカードの入手場所

もう、ご存じの方も多いかと思いますが、オクトパスカードは絶対に入手した方が良いカードです。
日本の「SUICA」のようなもので、これ1枚あれば、エアポートエクスプレス、地下鉄、コンビニなど、あらゆるところで使うことが出来ます。
ただし、タクシーには使えません。
キャッシュレスが進んでいる香港ですが、タクシーは現金しか使えないので、少額は換金する必要があります。
オクトパスカードのチャージも現金のみです。

両替で便利なのは、ターミナル1の中にある、グローバルエクスチェンジ。
入港すると一番最初に目にする両替所です。
空港内は、どこで両替しても、レートは変わりません。
市内の両替所の方がレートは好いことは確かですが、現金はそんなに使わないことや、治安のことを考えると、空港で両替してしまった方が良いような気がします。

グローバルエクスチェンジで両替すると、その場でオクトパスカードを購入することが可能です。
$50のデポジットは必要ですが、帰国時に返却すれば、戻ってきます。

私は、去年○十年ぶりに香港に行ったときには、香港に住んでいる長女がチャージ済みのオクトパスカードを用意してくれていたので、どこで買えるのか考えたことがありませんでした。
今回、空港で両替したときに、カウンターのお兄さんに、「オクトパスカードも買うか?」と聞かれ、ここで買えば早いと思いました。

香港食事のマナー

少し、気の利いたレストランに入ると、お箸が2膳並んでいて戸惑うことがあります。

2膳並んでいる場合は、外側に置かれている少し太めのお箸は、大皿から取るときに使うお箸。(この写真では白いお箸)
細いお箸が食べるお箸です。

奥に3つカップが置かれています。
一番左は、炒飯を取り分けるカップ。
真ん中は、お茶のカップ。
右のやや小さめのカップで下に敷いているお皿が大きいのは、その他の食事の取り皿です。

小さめのカップは、明らかに取り皿としては小さいのですが、野菜やお肉をここに入れます。

ブロッコリーのような野菜を入れただけでもはみ出してしまいます。
今回は、お肉はローストグースを頼みました。
骨付きのままぶつ切りされているので、骨は下に敷いてあるお皿に置きます。
お皿がごみで一杯になると、お皿だけ取り替えてくれます。
カップはそのまま使います。

3人でグースを半身食べたので、お腹がいっぱい。
炒飯はお土産にしてもらいました。
デザートにも行き着けず。

お店は「文興酒家」といって、ロンドン店には、チャールズ国王も行ったことがあるとか。

因みに、庶民的な飲茶のお店では、まず初めに、全てのお皿とお箸をお茶で洗うのがセオリーです。

スーツケースの預け場所

ホテルをチェックアウトした後、フライトまでに時間があることがありますよね。
ホテルで荷物を預かってもらうのが一般的ですが、観光した後に荷物を取りに戻らなくてはなりません。
キャセイパシフィックを利用の場合は、香港駅や九龍駅でチェックインして荷物を預けることが可能です。
私は今回JALで行ったので、このシステムは使うことは出来ませんでした。

最終日に私たちが行く予定だったのは、故宮博物館。
九龍駅から歩けるところにあります。
そこで、九龍駅でコインロッカーに荷物を預けることにしました。
香港では、日本と違って駅にコインロッカーを見かけることがありません。
観光の盛んな国際都市なのに不思議ですね。

九龍駅の改札口を出て、C の出口(エスカレーター)で直行できます。
ELEMENTS というショッピングモールのG(グランドフロア)に、ロッカールームがあります。

地図の赤の部分が FIRE(火)のエリアです。
FIRE ZONE に入るとすぐに、案内所(concierge)があります。
まずここで、4桁の番号のついたカードをもらわなくてはなりません。
名前とパスポートナンバーを登録して、カードをもらいます。

この4桁の番号を入力してロッカーに荷物を入れます。

私たちは、この1番の手順を読み飛ばしてしまい、30分ぐらい試行錯誤してしまいました。

あとは、タッチパネルの指示に従って進めるだけです。

故宮博物館までは、バスやタクシーでも行けますが、歩いても10分ぐらい。
荷物さえ無ければ、余裕の距離です。

尖沙咀 (チムサーチョイ)からの景色とはまた一味違って、気持ちのいい場所です。

荷物の預け場所は意外とガイドブックにも乗っていません。
九龍駅 ELEMENTS のロッカーはお勧めです。

九龍駅からはエアポートエクスプレスも出ているので、ここから香港空港に行くことが出来ます。


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