何のためにテニスをするのか
人は何のために生きるのか。
何のために働くのか。
何のために勉強するのか。
というのは、古来問われてきたことですね。
先日TEDトークを見ていたら、優れたリーダーの思考は"Why"から始まる。
というスピーチが出てきました。
例えばApple社だと、
Why 世界を変えたい
How スマートで使いやすく、かっこよく
What i-phone , i-Pad
という順番で、Whyから外向きの矢印で考えていて、決して逆の矢印ではないということ。
何故このようなことを引き合いに出しているのかと言うと…
テニスって何のためにやっているんでしょう?と、ふと考えてしまうのです。
部活の中高生なら、大会に出る。
大学生なら仲間を作る。
もちろん、プロを目指してそれで生きていこうという人もいると思います。
ただ、この年になると、もちろん、プロになるとかありえませんよね。
そうすると、健康増進のため、体力維持のため、老後の趣味のため…
もちろん、テニスを週に2~3回できる環境にあるということはありがたいことだし、感謝しています。
ある意味、理想の老後と言えるかもしれません。
しかし、61歳。まだまだ老後と言いたくないのです。
今は、金曜日の夜に夫と二人、軽いラリーをやって、(土曜日のスクールのため)
土曜日の朝に、スクールに行って、
日曜日にはまたテニスコートを取ってラリーやゲームをしたり。
いつの間にかスクールで上手にできるように、テニスをやっている自分を感じてしまうのです。
そうすると、スクールのために、テニスをやっているのか?という疑問を感じてしまいます。
違うなら、何のために?
そもそも、始めたのは、「楽しそうだから」
じゃあ、楽しめばいいのでは?
でもこれは、最初の図の、Howですね。
Why は、何なのか?
Whyは、無くてはいけないのか?
疑問です。